ミナペルホネン展に行ってきました!

くせ毛

先日東京現代美術館で開催されているミナペルホネン展に行ってきました。

女性の洋服や家具、雑貨などデザインしている皆川明さんのブランドミナペルホネン

緻密な縫製の技術で模様を作り、洋服に立体感を作る技術はとても素晴らしく、間近で見ることによりそれを感じることができます。

ペルホネンとはフィンランド語でちょうちょを意味し、ちょうちょの刺繍でデザインした生地も展示されています。

 

展覧会入り口

入り口にはつづくという文字が

ミナペルポネン展入り口

皆川さん曰く

「つづく」という本展のタイトルはミナペルホネンの思考と物と記憶の循環、あるいは作り手と使い手の喜びの循環、そしてこの星の物質の循環という思考と生活と物質をめぐるそれぞれの視点と包括的な視点から生まれる。つづくという環の関係をミナペルホネンの中にも感じていいただけたら幸いです。

この段階では言っている意味がよくわかりません

 

それでは先に進んでいきます。

洋服のお部屋に到着です

 

ミナペルポネン展洋服の部屋1
ミナペルポネン展 洋服の部屋2
ミナペルフォネン洋服

 

ここに置いてる洋服は縫い目で模様や柄が作られており、細部までこだわりのある洋服がたくさんあるため一着一着丁寧に見入ってします。
みなさん足を止めて見ているので最もこむスポットなのですが、ゆっくり見てしまう気持ちはよくわかります!


全ての女性がここが自分のクローゼットならと思ってしまうほど完成度の高い洋服が並んでいます。

短いサイクルで流行りや時代性を意識していないデザインの服が多くどの洋服もハイクオリティーなファッション誌の紙面をかざれます。

 

ミナペルポネン展刺繍のオブジェ

余った布でパッチワークされたオブジェ

ミナペルホネンは余った布までしっかりと使います。

 

 

 

ミナペルポ年展 壁画
ミナペルポネン展 シェルハウス

皆川さんの思考で作られたシェアハウス

「簡素で心地のいい宿」をイメージして作られています

美容室ミトンのテーマも近いのでとても参考になりました。

いつか自分ももっとこだわりのある内装を作りたいと思いました。

全ての展示物を見終わり最初にあった皆川さんのデザイン思考の文章を読み直します。

 

「つづく」というタイトルには人と人との心の繋がりの「つづく」という意味を感じとれることができました。

そしてデザインするということは作り手と使い手をつないでいくこと

僕自身もヘアスタイルの作り手なのですが、お客様との関係をよりよく続けていける環境づくりをしたくて、独立したということを思い出させてくれました。

この展覧会の出しているメッセージは自分の思いと通づるものがあり、皆川さんの作った洋服の細部のこだわりを感じ取ることができました。

自分もヘアスタイル作りの完成度をまだまだ高めなければいけないなーと刺激を受けました。

これからも使っていただける人(お客様)がより長く満足していただけるようなヘアスタイル作りをしていきたいと思います。

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